私が始めて作ったサイトでGoogle AdSense (グーグルアドセンス) の審査を受けた結果、
そのサイトはそれ以降アドセンスの審査に出すことが出来なくなりました。
駆け出しだった私にとってこれは大きなショックでした。
今ではなんとかなっていますが、やはり当時もう少し知識があれば・・・と後悔しています。
そんな経験を元に、これからアドセンスの審査を受けようと思っている方が同じ轍を踏まぬよう、
審査を拒否されるようになった原因とその際の対処法
についてお話します。
審査に出せないってどういうこと？
先に私が陥った状況について詳細を話しておきます。
サイトの審査を申請する際、アドセンスのページで自身のサイトのURLを入力する必要があります。
独自ドメインであること、そしてそのドメインが今まで使用されていないことなどは確認済みでした。
で、そんな私のサイトのURLを入力したところ・・・
この URL では AdSense にお申し込みいただけません。
( ˘ω˘)・・・
( ˘ω :;.:…
門前払いとはまさにこのこと。
この状態になるとかなりの長期間、
最悪の場合は以降2度とこのURLでは審査を申し込めなくなります。
私の場合、この後も1ヶ月おきに確認していましたが、
結局1年以上はこの状態でした。
申し込みできなくなった原因
なぜこのような状況に陥ってしまったのか。
その原因とそこから学べることについて見ていきましょう。
原因その1. 短期間のうちに再審査を申し込んだ
私の場合、最初の審査はコンテンツ不足という理由から不合格になりました。
不十分なコンテンツ: AdSense の承認を得てサイトに関連性の高い広告を掲載していただくは、AdSense の担当者による審査とクローラによる解析でページの内容を判断できるだけのテキストがページに含まれている必要があります。
Googleから届いた審査結果についてのメールから抜粋
で、それを受けた私は各ページの文章量やページ数自体を増やし・・・
3日後に再審査を申し込みました。
たった3日でコンテンツ量そんな変わらないでしょ・・・
今思えば本当に馬鹿なのですが、
駆け出しの私はとにかくサイトを収益化したくて躍起になっていました。
あと、サイト利用者自体はそこそこいたので、
なんとなくこれで行けるだろうという謎の自信もありました。
再審査の結果は当然不合格。
そしてその1ヶ月後に再度審査を申し込もうとしたら、
もう申込みはできなくなっていました。
- ダメ元での審査申し込みは絶対にNG
- 一度不合格になったら1ヶ月程度は改善に努める
- 申し込むなら1発合格するつもりの質と量を用意する
原因その2. 途中で審査の申し込みを放置した
2度目の審査に落ちた私は、
その後1ヶ月は審査を申し込まなかったのですが・・・
実は中途半端なところまでは手続きを進めていました。
確か当時、一旦確認用のコードを削除し、
数日はコンテンツ拡充を進めていました。
そしてもう一度審査に出そうとURLを入力・送信しましたが、
その段階で考え直し、コードを貼らないまま放置してしまいました。
本当は申し込み自体をキャンセルしたかったのですが、
調べてみると”審査結果が来るまでキャンセルできない“と判明しました。
当時は「審査出してないのに審査結果が来るまでってどういうこと?!」と混乱しました
結局審査結果も来ず、キャンセルもできない状態が続いたため、
そのまま放置する以外に解決策は思い当たりませんでした。
実際にこれが原因で申し込み禁止になったかは不明ですが、
中途半端なところで手続きをやめてしまうのはあまり良くないそうです。
- 申し込み手続きは最後までしっかりと終わらせる
- 申し込みは途中でキャンセルできない
- 確認用コードは削除せずに残しておく
申し込み禁止になった場合の対処法
では、実際に申し込みすらできなくなってしまった場合、
どう対処したらいいのかについて考えていきましょう。
対処法その1. 新しいドメインを取得する
まだサイトを作って間もない場合、
ドメインを変更してしまうのも1つの手です。
ドメインが変われば再びアドセンスに申請することが可能になります。
ただし、新しいドメインになると、
それまで積み上げてきたサイト評価も白紙に戻ってしまいます。
それまで検索上位にあったページが表示されなくなり、
サイトの訪問者が著しく減る可能性があります。
もとのドメインをある程度の期間使っている場合や、
検索結果の上位に表示されるようなページが有る場合は、
ドメインの変更はあまりオススメできません。
対処法その2. 他の広告配信サービスを利用する
単価は落ちますが、アドセンスがだめなら
他の広告配信サービスの利用も検討しましょう。
いくつか有名所を紹介しておきます。
忍者AdMax
審査無しで始められるため、すぐにサイトに広告を掲載できます。
単価は低いですが、他の広告配信サービスの審査に受かるまでのつなぎとして優秀です。
報酬の振込も500円から可能なので、少額でもすぐに稼ぎ始めたい人にオススメ。
nend (ネンド)
スマホ向け広告専用のアドネットワークです。
審査が必要ですが、それほど厳しくないためすんなりと通る印象。
ラノベや漫画、ソシャゲの広告も多く、そういったジャンルのサイトにオススメ。
fluct (フラクト)
アドセンスを除いた中では単価の高さが頭一つ抜けている広告配信サービスです(実際に利用してました)。
ただし、審査はアドセンスと同じかそれ以上に厳しく、合格基準も不明なため、ハードルは高め。
十分なコンテンツ量やアクセス数を確保した上で申し込むべきでしょう。
対処法その3. 申請できるようになるまで待つ
私の場合1年で禁止措置が解除されたように、
待っていれば解除されるという可能性もあります。
ただ、特に通知が来たりするわけでもないため、
定期的に申請できるようになったかを自分でチェックする必要があります。
いつ解除されるかは全くわからないため、基本的には解除されないものと考えておき、
他の方法で対処を進めるついでくらいに確認しておきましょう。
まとめ
今回のおさらいです。
アドセンスの審査を受ける場合、以下の点に注意すること。
- 十分な量のコンテンツを準備する
- 再審査まではある程度時間を開ける
- 申し込み手続きを途中で放棄しない
- 確認用のコードを不用意に削除しない
経験から、これらを無視すると
アドセンスの申し込み自体ができなくなる可能性
があります。
もし申し込みができなくなってしまったら、
- ドメインを変更する
- 他の広告配信サービスを利用する
- 禁止措置が解除されるまで待つ
といった対処を取るといいでしょう。
これから審査を受けようと考えているみなさんは、
私のようなアホなミスを犯さないよう十分気をつけてくださいね(｀･ω･´)ゞ
コメント